物件の値下がりを待っている方へ。。。

不動産
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今回は日々お客様のご相談を受けている中で決まり文句のように質問される事の1つとして、

物件、もう少し待てば値下がりするのではないか?という事で待つかどうするか?と悩む人がおおい。

こんな人向けにどういう物件だったら待った方がいいのかなど個人的な意見をまとめてみた。

結論!物件によるが待たずに交渉しよう!

物件ってなんで値下がりするの?

まずなぜ物件が値下げされるのかについて、「売れないからでしょ」「利益を沢山のせたんでしょ?」

など言われていますが、あながち間違いではない。

値下げされる理由として以下が考えられる。

●売れ残っていてすぐにでも売りたい売主の気持ち

●当初の利益が乗せすぎているから

●多棟物件で他の物件でこの現場の利益をまかなえたから、残り1棟の物件を値下げしよう

●不動産業者の借り入れ返済期間が近いから

●新しい物件を仕入れしたいけど今ある物件が売れないと買えないから

・・・とまあこんな感じですかね。

上記は売主が宅建業者の場合。

個人が売主の場合はまた違ってくる。

値下がりを待つのは賢いのか?

正直、賢いとは思いませんね

物件やエリアによってだけど、もちろん人気エリアは待たずに買えるタイミングで買う事を強くお勧めする。

資産性が高い物件を探している人も、気に入る物件に出会えただけでラッキーと思ってほしいぐらい。

待ってたら売れてしまって残念でした~という結末になるから。

待ってみてもいいのはどんな物件?

これも正直、競合の少ないエリアで建物が完成している物件

すでに建物が完成済みかつ駅からも20分以上離れたエリアといったところでしょうか。

売主側では建物が完成してしまうと、遅いという認識になる。建物完成前に販売できるのが理想とされているので、完成してクリーニングも入ってしまっている状態は業界では”遅い”という事で値下げがされることが多い。

待とうと思っているのは物件の値下がりだけじゃない?

経済状況から見て、住宅ローンの金利が上がり始めている今、単に物件の金額の値下げだけを待っているんじゃない!!って思っている人もいるみたい。

これも金利の上げ幅と値引きを比較してどちらが安い時に買った方がいいかを考えてみよう。

例)5000万円の物件を検討中(金利0.5% 借入期間35年で計算)

【値下げを待たず低金利の時に購入したケース】

5000万     ・129,792/月

        ・返済総額 54,512,928円

   ・利息分 4,512,928円

【値下げをまった結果金利が上がったケース】

5000-200万(値下げ分)=4800万

※近年0.25%金利が上がっているのでそちらを参考にして0.75%で計算

4800万     ・129,976/月

   ・返済総額 54,590,221円

    ・利息分 6,590,221円

◆比較◆

5000万円             4800万円         差額

     129,792/月       129,976/月           184円

返済総額 54,512,928円     54,590,221円         77,293円

利息分   4,512,928円      6,590,221円       2,077,293円

いかがですか?

物件金額の値下げがもっとあったら?と突っ込まれそうだけど、今までの経験上端数切りか200万ぐらいがいい所かと思う。

稀に500万とか当初の販売金額から最終的に1000万まで下がってたーというのはあるけど、今は購入したいと思うぐらいほしい物件で、買う寸前で値下げを待つかどうかの話で行くとこれぐらいが平均の値下げ幅と言えるんじゃないかな。

そうすると皆さん!皆さん!5000万で金利が上がる前に購入するのと4800万になったけど金利が上がってしまった場合で行くとあら不思議、結果ほぼ変わらないじゃないか!ということがわかりましたね。

まとめ

比較はあくまで金利が上がってきている”今”の問題点を比較したもので、これがずっと正解というわけではない。

しかし、物件探しは結構大変でその中でも購入したい!いう物件に出会えたこと自体ラッキーだし、価格が落ちるのを待つぐらいなら、購入申し込みを入れて価格交渉をしていこう!!

不動産は交渉がすべて、以外に安くしてくれたり、家具を付けてくれたりと色々なメリットも大きいので悩んでいるのであれば是非交渉をお勧めする!

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