義務化スタート!相続した家や土地を“放っておく”と損します

不動産
記事内に広告が含まれています。

相続登記って?

「相続登記」とは中々頻繁にすることではなく、亡くなった人とのコミュニケーション不足から、どんな資産をもっているか?わかっていない相続人も多くいる。

その亡くなった方が不動産を所有していた場合、相続人に所有者の名義を変更しておくことを相続登記というよ!

不動産を相続した際の必要な手続き

①相続人の確定

 相続人が何人いるのか?を戸籍謄本を取得し法定相続人を調べる

②(必要な場合)遺産分割協議

 相続人が複数いる場合、誰がその不動産を相続するのか?持ち分の割合を決める

③法務局に申請

 不動産がある地域を管轄している法務局へ書類を提出して登記を行う

【登記申請に必要な書類】

・亡くなられた方の戸籍謄本・住民票

・固定資産評価証明書

・遺産分割協議書

・登記申請書など

なぜ相続登記を義務化したの?

今問題になっている”空き家問題”不動産を相続したけど、どうしたらいいのかそのまま放置してしまう相続人が多く、もう倒壊寸前の家が増えてしまった。

みなさんも1件ぐらい見たことあるんじゃないかな?

もうずっこけてしまっている瓦屋根の穴だらけの古家を。なぜあそこまでして解体しないのか?気にりますよね?

その答えは、更地にしてしまうと固定資産税が高くなってしまうからなんです。

それだけではなく、相続人同士がもめていて話が全然まとまらないなど・・・

こういった内容で中々古家を手放したりできないケースでどうにもならなくなってしまっていることが多い。

対象者は?

2024年4月1日からスタートしてます!!

お心当たりのある方!必見!

対象者は

気になる対象者は・・・

相続人全員です!

遺産分割協議で不動産を取得した人、遺言で取得した人、代償分割などにより取得した人・・・

ようは誰が取得したかが明確になった段階で義務が発生します!

どんな不動産が対象?

登記をされたすべての土地・建物です!

例えば宅地以外でも農地、山林、空き家などが対象です。

現在利用している、していない、地方だから、都心だからは全く関係ないよ!

3年以内ルール

「知った日」からカウントスタート

相続をすると決まった日、知った日がスタートになるよ!

そこから3年以内に申請してねということです!

もし相続登記しなかったらどうなるの???

10万円以下の過料(罰則)の対象になります!

※正当理由がある場合は対象にならないケースがあるようです。

大丈夫!まだ申請間に合うよ!

という事で、まだ開始されて1年ぐらいなので、知らなかった人でもまだ申請間に合いますよ!

亡くなられてバタバタしていて、それどころじゃないよ!と思っているかもしれませんが、義務化になってしまったので、今からでも申請の手続きをしておきましょう!

こういうのは時間が経つとより手間になるケースも多い為今後の事を考えるとしっかりと登記していこう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました