本当にあったゾッとする話①

不動産
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売却査定にて

エンドユーザーへの販売

売却査定とは、お家や土地を売りたいと思っている人が不動産会社へいくらで売れるか査定をします。

そこで不動産会社が物件を査定しに現地へ向かい、近隣状況や道路の接道、土地の状態などから、近隣の販売状況・成約状況などを加味してお客様へご提案するというのが一般的な流れになります。

エンドユーザーへ販売するメリット→相場の金額で販売できる可能性がある

エンドユーザーに販売するデメリット→販売するまで時間がかかる・その時間も読めない

業者買取

業者買取とは早く現金化をしたい売主がエンドユーザーに向けてスーモなどに掲載して、案内して販売して・・・という時間が無い方は不動産業者に直接買い取ってもらうという方を業者へ査定を出しか買い取ってもらうことを言います。

業者買取のメリット→早く買ってくれてすぐに売れる為売主に早く現金が入ってくる

業者買取のデメリット→一般のお客様に買ってもらうよりも安く買われてしまう事

依頼

とある日仲良くしている仲介担当者より査定してほしいと依頼があった。

もちろんネコは売主なので業者買取になる。

ねこやん
ねこやん

急ぎ案件ですか?

仲介業者<br>
仲介業者

そこまで急ぎじゃないですよ~

業者買取は急いで販売したい人もいる為毎回急ぎ案件かどうかを確認してる。

お金に困っている方もいるので早めに現金を手にしたい人などが該当する

その日ネコは暇だったので現地を見てこようという事で早速現地調査へ!

車を停めどこかな~と歩いていると物件を発見!

そこは前面道路が位置指定道路(私道)だったので近隣に不審者だと思われないようにサッと見に行った。

さらにそこは敷地延長(旗竿地)の物件で奥に門が見えた。

現地調査

位置指定道路(私道)とは

建築基準法上の道路がない未開発地、あるいは、大きな敷地を細分化して利用しようとする場合等には、新たに道路を築造しなければ、建築物の敷地として利用することはできません。このような場合には、私人の負担において幅員4メートル以上の私道を築造する以外になく、公道から道路を伸ばしそこの道路に2M以上接道させて家を作り土地活用をしていることを言います。

これはそこに住んでいる住民しか使用することが無いことから私道とも呼ばれ、その道路の管理はその道路を使っている人たちで管理しようねという道路になります。

?なぜ2M接道するのか?

建築基準法上の道路に2メートル以上接するという事が定められているからです。

敷地延長(旗竿地)とは

前面道路に接していない奥まったところに宅地があり、そこから道路に出る為(道路に幅員2M接道していないと建築できない為)道路まで道を伸ばしたような土地のことを言います。

色々な言い方があり、旗竿地・路地上部分・敷地延長・路地上敷地などと言われています。

上から見た時に旗のような形をしていることから、旗竿地という言い方もされています。

ふーんと思い悪くないなぁ~これならいくらで売れそうかな~

会社帰ったら購入申し込みを入れて買おう!!

なんて思いながら去ろうとしたとき、サッと頭によぎった。

ん?なんか門に紙みたいなものが貼ってあったなと・・・

古い日本家屋の空き家で、手前に古びた小さな門があり、そこに文字だけの貼り紙が貼ってあるイメージ。全体的に廃墟で空き家でさみしい感じ。画像 4/4

           【AIにイメージ作ってもらったけでなんか違う・・・w】

近隣の目もあるし、そのまま帰ろうかなとも思いながら現場で数分悩み、(その間に見に行けたよね?)再度門に貼ってある紙を見に行った。

小さな文字でかなり近づかないと見えないので、門の目の前までいった。

そこにはなんと・・・

以下のような事が書かれていた(まったく同じ書き方はしてません)

警告!!

○○の遺骨を返してください!

この土地に踏み入れないでください。

勝手に○○の遺骨をもっていかれました・・・

うんぬんかんぬん・・・以下省略・・・

A4の紙2枚そのような事がたくさん書いてあったのだ。

これは・・・

もめてるやん・・・

買う!って手を挙げたくない案件。

ねこやん
ねこやん

やい!仲介!

もめてるやんか!!

仲介業者
仲介業者

え??

まじで?

すっとぼけているようだが、実際に売りたいと言ってきたお客さんからは何も言われていないようで、

その依頼してきた人が○○さんの遺骨を持ち出したのか?

まー触らぬ神にたたりなし。

まとめ

と、いう事で買わなくて本当に良かった・・

というゾッとした話しでした。

え?全然怖くないぞって?

実際にこの物件買ってたと思ったら怖くない?

だって売りたいって言ってきている人から何も聞いてなくて、自分が買っていたらと思うと、それはそれは面倒臭いことになっていて、いつ商品化できるかもわからなく、ただただ負債を買うことになったかもしれないと思うとゾッとしません?

これも一種の売主からしたらこわい話しなのです。

親族間の揉め事はたちがわるいですからね・・・

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