売却査定にて
エンドユーザーへの販売
売却査定とは、お家や土地を売りたいと思っている人が不動産会社へいくらで売れるか査定をします。
そこで不動産会社が物件を査定しに現地へ向かい、近隣状況や道路の接道、土地の状態などから、近隣の販売状況・成約状況などを加味してお客様へご提案するというのが一般的な流れになります。
エンドユーザーへ販売するメリット→相場の金額で販売できる可能性がある
エンドユーザーに販売するデメリット→販売するまで時間がかかる・その時間も読めない
業者買取
業者買取とは早く現金化をしたい売主がエンドユーザーに向けてスーモなどに掲載して、案内して販売して・・・という時間が無い方は不動産業者に直接買い取ってもらうという方を業者へ査定を出しか買い取ってもらうことを言います。
業者買取のメリット→早く買ってくれてすぐに売れる為売主に早く現金が入ってくる
業者買取のデメリット→一般のお客様に買ってもらうよりも安く買われてしまう事
依頼
とある日仲良くしている仲介担当者より査定してほしいと依頼があった。
もちろんネコは売主なので業者買取になる。
急ぎ案件ですか?
そこまで急ぎじゃないですよ~
業者買取は急いで販売したい人もいる為毎回急ぎ案件かどうかを確認してる。
お金に困っている方もいるので早めに現金を手にしたい人などが該当する
その日ネコは暇だったので現地を見てこようという事で早速現地調査へ!
車を停めどこかな~と歩いていると物件を発見!
そこは前面道路が位置指定道路(私道)だったので近隣に不審者だと思われないようにサッと見に行った。
さらにそこは敷地延長(旗竿地)の物件で奥に門が見えた。
現地調査
ふーんと思い悪くないなぁ~これならいくらで売れそうかな~
会社帰ったら購入申し込みを入れて買おう!!
なんて思いながら去ろうとしたとき、サッと頭によぎった。
ん?なんか門に紙みたいなものが貼ってあったなと・・・
【AIにイメージ作ってもらったけでなんか違う・・・w】
近隣の目もあるし、そのまま帰ろうかなとも思いながら現場で数分悩み、(その間に見に行けたよね?)再度門に貼ってある紙を見に行った。
小さな文字でかなり近づかないと見えないので、門の目の前までいった。
そこにはなんと・・・
以下のような事が書かれていた(まったく同じ書き方はしてません)
警告!!
○○の遺骨を返してください!
この土地に踏み入れないでください。
勝手に○○の遺骨をもっていかれました・・・
うんぬんかんぬん・・・以下省略・・・
A4の紙2枚そのような事がたくさん書いてあったのだ。
これは・・・
もめてるやん・・・
買う!って手を挙げたくない案件。
やい!仲介!
もめてるやんか!!
え??
まじで?
すっとぼけているようだが、実際に売りたいと言ってきたお客さんからは何も言われていないようで、
その依頼してきた人が○○さんの遺骨を持ち出したのか?
まー触らぬ神にたたりなし。
まとめ
と、いう事で買わなくて本当に良かった・・
というゾッとした話しでした。
え?全然怖くないぞって?
実際にこの物件買ってたと思ったら怖くない?
だって売りたいって言ってきている人から何も聞いてなくて、自分が買っていたらと思うと、それはそれは面倒臭いことになっていて、いつ商品化できるかもわからなく、ただただ負債を買うことになったかもしれないと思うとゾッとしません?
これも一種の売主からしたらこわい話しなのです。
親族間の揉め事はたちがわるいですからね・・・
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